映画のエキストラ体験談

私が住んでいる都市は、映画のロケの誘致が盛んなところで、しょっちゅう道路を封鎖したり、自衛隊まで協力したりして、映画が撮影されています。エキストラの募集もよくありますが、あまり興味がありませんでした。しかし、私の大ファンの俳優が主演する映画のエキストラが大阪の映像制作のイベント会社から募集されたとき、迷わず応募し見事当選したのです。ドキドキしながらの初エキストラ参加でした。設定としては、今テロが起こり、多数の負傷者が出たという場面で、私は多数の負傷者役でした。顔に絵の具のようなものをぬられ、ぼろぼろになった洋服を着せられ、あわれな姿で地面に横たわること1時間。思っていたよりあっけなく撮影は終了され、私の出番も終わりました。しかし立ち上がってみると、撮影現場は大勢の見物客に取り囲まれていて、かなり恥ずかしかったです。知合いに会ったらどうしようと、そればかり気になっていました。それでも良い思い出になりましたし、一瞬だけですが映画にも映りましたし、良い経験になりました。